新宿区の歯科、荒木歯科クリニック






ここでは、患者さんからよく質問されることに絞り、Q&A形式で、インプラントとはこういったものだという話をしてみたいと思います。




Q1.インプラント治療とはどんな治療法なのですか。

A1.歯科でいうインプラント治療とは、歯が根ごと完全に無くなってしまった所に新たに人工の歯で回復させる治療法のことです。歯を根ごと完全に喪失した場合の修復処置としては、世界中どこへ行っても3通りしかありません。入れ歯、ブリッジ、インプラントです。この3通りの処置の違いを一言で表せば、修復した歯にかかる力の負担部位の違いです。入れ歯は粘膜が負担し、ブリッジは架けられた隣在歯が負担し、インプラントは根の周囲の骨が負担します。天然の歯の場合も、咬んだときに歯にかかる力は根の回りの骨が負担するので、インプラントが天然の歯に最も近い成り立ちということになります。


Q2.最近QOLという考えが医療・福祉などの分野でよく取り上げられますが、インプラント治療によってQOLは変わるものなのでしょうか。

A2.私の患者さんで70歳を過ぎているかたがおられます。20年以上もどんな入れ歯を入れてもまともに咬めず、よく体調を崩していました。そのかたがインプラント治療を受けて何でもしっかり咬めるようになると、胃腸も丈夫になり今ではすっかり元気になってきたのです。よく咬めなかったかたがしっかり咬めるようになれば、全身の健康に良い影響が出るのは当  然です。また、介護の分野でも、食味のあるものを自分で咀嚼できないかたは、自立もできないということが、次第に明らかになってきています。いくつになってもよく咬めるということが、生活の質を豊かなものにする重要な要素であることは間違いないでしょう。

Q3.インプラント治療は誰にでも受けられる治療法なのですか。

A3.もちろん、局所だけでなく全身状態が関係してくるので、誰でもというわけにはいきません。  では、ちょっとでも病気を持っていれば受けられないかというと、そんなこともありません。  実際には、重篤な病気を持っているかたがこの治療を希望するケースは少ないと思います。  いずれにしてもその判断は、個々の患者さんをよく調べて担当医が決めることになります。

Q4.インプラント治療はどれくらいもつものなのですか。

A4.患者さんの口腔内および全身の状態、医師の技量などによってかなり差が出てくるので、一概に何年もつとは言えません。私が健康HOT情報「インプラント二輪車論(第2話)」に書きました内容がこの質問の回答になると思います。つまり、しっかりした「植立」ができ、よい「咬合(噛み合わせ)」状態を構築できれば、長く維持できます。それに対してどこか一部でも欠けていれば、その分インプラントの寿命は短くなります。


Q5.痛みについてはどうでしょうか。

A5.減痛治療の進歩もあり、術中・術後もほとんど痛みは出ません。手術時の麻酔は、基本的には局所麻酔で、できるだけコンパクトで効率のよい麻酔をこころがけています。


Q6.インプラントの咬む能力はどの程度のものなのですか。

A6.最終的には力強く咬めるレベルまでもっていけます。感触もほぼ健康な天然歯と同じであるという患者さんが多いようです。


Q7.治療期間はどれくらいかかるでしょうか。

A7.短いものでは、最初の手術の時にインプラントの原型を作って次に本歯を入れ、2〜3週間で終わりという場合もあります。ただしすべての歯をインプラントで再構築するようなかたは、口の中でいろいろな変化が起こっているため、満足に咬めるようになるまで長いものでは半年以上かかるケースもあります。

(→健康HOT情報もご覧下さい)




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