新宿区の歯科、荒木歯科クリニック



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          <歯医者の“痛くない”通信> 第7号

  http://www.arakidental.com

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 <第7号 目次>

 ○インプラントはどのくらいもつのか
 ○つれづれ日記 プチ・オペ
 ○最後に

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    インプラントはどのくらいもつのか   (^o^)
   (“生健歯”と比べれば答えは出てくる)
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 インプラントがどれくらいもつものなのか知りたいとき、
 普通の歯と比べてインプラント歯の特殊性にばかり目を奪われていると、
 なかなか答えが見えてこない気がします。

 そこで私は、いつも患者さんに説明するときに、
 生きた健康な歯=“生健歯”を植立したらどうなるか、
 まず考えてもらうようにしています。
 そうすると患者さんは“もち”についてよく理解できるようになります。

 たとえば、5本続けて歯がない所があるとします。
 この患者さんが「2本だけインプラントを植立して
 この2本で物を食べられるようにしたいけれど、どのくらいもつものでしょうか」
 と質問してきたとします。
 そしたら私は「5本ないところに2本でもたせようとするなら、
 あまり長くはもたないと思います」と答えるでしょう。
 その答を聞いて、もし患者さんが
 「なんだ、インプラントはあまり長くもたないんだ」と思ったとしたら、
 この患者さんはインプラントの“もち”について
 正確に理解してないことになります。

 この場合の「長くもたない」ということは、
 “生健歯”でも5本分の咬合圧がかかるところに2本しか植立しなかったら、
 この2本が過重負担になり早晩ダメになってしまうということで、
 インプラントだからダメになるという話ではないのです。 

 インプラントを1本入れるということは、
 普通の歯を1本入れるくらいにまずは考えてけっこうです。
 そしてもう少し正確に言えば、
 インプラントは「デリカシーをいろいろもっている歯」でもあるのです。
 つまりデリケートな“生健歯”と考えれば一番よく捉えられると思います。
 ですから、このデリケートな部分をできるだけていねいに補う必要があります。
 それができれば、生きた健康な歯に限りなく近づいていくのです。

 少ない本数しか入れないで過重負担になれば“もち”は悪くなります。
 噛み合わせが悪いと、使っているうちに歯に負担がたまりこわれやすくなります。
 隣在歯が虫歯だったり、接点の位置が正常でないと、
 いつも食べかすがはさまった状態になり、
 もともとデリケートな歯に悪影響が一層出てしまいます。
 当然、ブラッシングをきちんとしなかったら
 歯の周りの細菌が繁殖してインプラント体も侵食されるし、
 周辺の歯肉が歯槽膿漏のような状態になってしまいます。
 このような状況を作ってしまったら、たとえ“生健歯”だってもたない。
 当然インプラントもダメになります。

 逆に、的確な設計から、強固に植立することとあわせて
 十分な歯の本数が確保され、植立した歯の周辺環境がよく整っていれば、
 歯は長くもっていくわけです。

 インプラントはどのくらいもつのかという問に対しては、
 顎骨の状態、免疫力なども関係してきますが、
 インプラントを作っていくときに、デリケートな部分を補えば補うほど、
 “生健歯”と同等の“もち”になるいうのが答えです。
 そして“もち”を左右するもう一つの重要な要素は、口腔ケアです。
 理想のインプラントが“生健歯”なのですから、
 “生健歯”が虫歯になるほど放っておくようでは
 当然インプラントもダメになってしまいます。


 荒木歯科クリニック院長 荒木康夫
 ホームページは http://www.arakidental.com


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   つれづれ日記  プチ・オペ  φ(..;)
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 今日は下顎の奥歯の部分にインプラントを入れるということで、
 数日前から準備怠りなく、スタッフもいくぶん緊張している様子。
 午前はすべてその患者さんのために時間をとり、
 他に患者さんは入れないという念の入れようです。
 (余談ですが、こうした余裕をもった診療態勢が必要と私は考えています。
 なんらかの処置をしたときの人の体の反応には
決まった時間、リズムがあります。
 ですから、最適なタイミングで治療を進める必要があります。
それをこちらの都合であせって早めたりすると、
ろくなことにならないものです。)

 さて定刻になり、手術は始まりました。
 奥歯の根は二股に分かれていますが、今回は病んでいる一方だけを抜いて
 そこをインプラントにする予定です。もう一方の根は残しておきます。
 ところがいざ手術を始めると、歯の病変がかなり広範囲に悪化していて、
 奥歯一本がとても維持できるような状態ではありませんでした。
 そうなると抜くしかありません。

 根が半分残ればインプラントにして、いろいろと処置する予定でしたが、
 病変の大きな歯を抜いたとなれば、
 落ち着くまでしばらくそっとしておかなければなりません。
 結局、今日の処置は一本歯を抜いて、悪い所を全部除去して、
 骨を丈夫にする薬、感染を抑える薬等を入れて縫合して終わりです。
 どうやっても半日もかかる処置ではありません。

 かなりの量の器具のかたづけを終えたあたりで、
 ちょうどスタッフと目が合いました。
 スタッフの目は「先生、意外とあっという間に終わっちゃって、
 拍子抜けしちゃいましたよ」といっているようでした。
 そこで私は「今日は、プチ・オペだったね」。
 スタッフ一同、緊張からときはなたれて大笑いでした。


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   最後に (^-^)v
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 メルマガ「<歯医者の“痛くない”通信>第7号」を最後までお読みいただき
 ありがとうございました。第8号も準備中です。楽しみにしてください。

 敬白


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  【発行者】 荒木歯科クリニック院長 荒木康夫
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   荒木歯科クリニック(最寄り駅・新宿)
   東京都渋谷区代々木2−38−11
   電話&fax 03-3320-5404
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